他人事とは思えない

精神疾患・処女・何となく一家離散という様々なややこし事を抱えながらも東京で逞しく日々生きてる人の日常。2019年4月から某企業で障害者雇用で働いてるけど貯金がありません。

最後の旅行(三)

旅行前に別の友人から高松近辺のオススメの観光地を教えてもらった。

間髪入れず金刀比羅宮と教えてもらったが、
翌日ライブを控えている三十路の女にその行程は厳しい。

ならば琴電に乗り仏生山温泉に行くのはどうかと勧められ行く事にした。

(因みに栗林公園はそうでもないらしいので速やかに却下した)



岡山駅から念願のJR快速マリンライナーに乗る

走り出して暫くすると、
教科書のワンフレーズだけで記憶していた水島コンビナートが見えてきた。
しかし後から調べてみると方向が合わないので何だか違うらしい。この辺は工業地帯が多い。


私は海が苦手であの果てが無い景色を見ると恐怖感を覚える。

今まで自分以外に聞いた事がないが、
地図上の太平洋や大西洋の水色を見るだけでゾクっとする。

だが例外もあり、果てがある、向こう側に景色が見える海に関しては心穏やかに鑑賞出来るのだ。

想像していた通り瀬戸内の海は太陽の光に反射して穏やか波がキラキラと輝いている。

小さい島々が点在し、人々の小さな生活がゆったりした時と共に感じられる。




デニムの街・児島で一時停止した。

駅からジーンズの類いは全く見えなかったが、
駅看板だけ撮影。

いつか児島も、日本のエーゲ海こと牛窓にも行ってみたい。




一時間弱で高松に到着した。

何となく予想はしてたが、駅看板にもうどん、
のれんにもうどん、「香川県はうどん県です」
(でもそれだけじゃないのよ)と要潤不在の中も県を挙げてうどんとうどんだけじゃないのよ
(具体例は挙げられていなかったが)を名産としてアピールしていた。


薄い記憶だが、
ウッチャンナンチャンやるならやらねば!」
でナンチャンがウッチャンを始めとする出演者達に(ウッチャンの出身地)香川はうどんしかない事を弄られるくだりがあった気がする。

あれから優に三十年以上経つが是非南原清隆氏にも是非うどん特使辺りのポジションを与えていただきたい。

社交ダンスもうどんと同様「コシ」が大事と本人も言ってる様なので。


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最後の旅行(二)

新幹線が好きだ。



旅先でローカル電車に揺られるのも、
東京に住まいながら近郊都市へ快速急行に乗ったり特急電車に乗るのも良いが、
旅情感以外の「人生の景色」を自身と同化させるように感じられる新幹線が一番好きだ。


六月の初旬、品川駅から博多行きののぞみへと乗り込む。

母親と一時期旅行に行っていた際二人とも飛行機が苦手な為、極力新幹線を利用していた。

最長で品川−博多間まで乗った事があるが、福山を過ぎた頃が最も足腰がしんどくなり、
徳山の周南コンビナート群から淡々と排出される
明らかに「悪そう」な煙が見えてきた頃には人生どーでもイーガーコーテル状態になる。



岡山は初めて行く。


彼女と知り合ったばかりの頃、岡山に「出てきた」という理由がよく分からなかった。

私は進学や就職を全て東京23区内という狭い空間で賄ってきた故漠然としたイメージしか浮かばないが、鳥取から職を得る為に出ていくとしたら、大阪辺りが妥当だろう。

広島という線もあるが、就職先がより潤沢にある大阪が筆頭候補に挙がるのでは?と思った。

後から聞いた話だが、自分が生まれ育った所と比べると岡山でさえ都会で、ましてや大阪なんて怖くて無理だったとの事だった。

私が逆の立場でもそうしていた、いやそれすらも出来なかったのではと考えを巡らせる。


727コスメティックスの看板もとうに見飽きて、
京都駅のホームでアントニオ猪木がビンタをしている瞬間を目撃した事を思い出している内に念願の
岡山駅に到着した。

思わず口に出してしまったぐらい意外と都会で、
こじゃれたイオンモール岡山駅周辺のランドマーク的なポジションで鎮座している。

商店街のある街で育った私にとって生活を建屋一棟で賄えるショッピングモールがとても新鮮なものに思える。


幼少期に沖縄で三年間過ごした経験から、
面倒なぐらい都会至上主義になってしまったが、
人は何処でも暮らしを営んでいるんだなぁと
岡山に来たら最初に食べたかった豚の蒲焼き重をほおばりながら薄っぺらい想いを馳せていた。



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最後の旅行(一)

最後に新幹線に乗って旅行したのは三年前の六月だった。

当時はまだクレジットカードを所有していて、
自身の金銭感覚の本当のヤバさに薄々気づきながらも、月に多い時で二十四万程稼いでたのにも関わらず何故か母親と有無を言わさず生活費を完全に折半しており、
休日もライブの遠征費を稼ぐ為土日はティッシュ配りの日雇いバイトをしていた。
最終的には化粧水やガストのチーズハンバーグセットも十回払いで支払っていたのだが、
これがおそらく最後のライブ遠征になるだろう。
と、こんな生活がいつまでも続く事が無いと何処かで感じていた。


私には同じ名前の友達がいる。

四歳下で鳥取から十代の頃に岡山まで出てきて一人で自活しながら暮らしてきた。

それだけではなく今は相棒の猫と一緒に暮らしていて、年下ながら尊敬している人物の一人だ。
よりしっかり者で地元に残って暮らしている二歳下の妹さんもいて、
誠に勝手ながら一人っ子の私は彼女達を妹のように思っている。

彼女達と知り合ってからは、基本的に二人に会う事を前提としてライブの行き先を決めていた。

私達の中間地点はアバウトで名古屋だが、それで妹さんが鳥取から出てくる事を考えると全然フェアじゃない。
大阪かベストは広島、最高なのは私が岡山に行く事だった。

フジファブリックのライブハウスツアーの日程が決まった時とほぼ同じタイミングで私が長年行っているライフワークの楽天トラベルの懸賞が当たった。

香川県の高松ではない、小さな街のホテルだったが、調べてみた所岡山からJR快速マリンライナーで四十分程の所にあった。

今回は香川に前乗りして二日目に岡山に向かいライブを観る。三日目は大阪にいる友達に会いに行く事にした。

日本旅行社で予約、二泊三日で三万五千円程。

支払い回数は二十四回払いにした。

死ぬ事前提でこれから生きるか!思ったらそれはもう人生や

仕事中あまりにも手すきで心の臓に空洞が出来るぐらい内観していたら、気がついたら(脚色無しで)屋上が何階にあるのか探していてまずいと思い、
今度心療内科に行った時に伝える事という設定で書いてます。(前半部分は実際伝えるけど)

今後この手法でblogの更新するのは祈りなのでやっていくよ
※このフレーズとても苦手なんだがとうとう無意識の内に出るフェーズへ突入したらしい。

感情でしか書いていないのでかなり読みづらいと思うんですが、自己で解釈お願いします。




これを見られると相当嫌なので
(職場で覗かれたらの意)
後々見返して分からないかもしれない事を前提に記す。

過去の就労経験・人間関係において似たような事で引っかかってきた事がクリアになった。

・同性
・同ポジション
・同世代(または年下)の人と就労すると決まって自分の中にある自尊感情の低さやコンプレックスが浮き彫りになり、相手を無意識のうちに警戒してしまい、
(明らかに相手に落ち度があったケースもあるが)
嫌な気分になってマウントを取ろうとしたり、
分からないのに分かるフリをしたり、
(業務上全てではないが無意識に返事している事がある。最悪自ら退職をしてしまった事を思い出した。
※自分の方が就労年数が長くいわゆる先輩の立場でも同じように感じてしまう事が
あったが、後輩の立場ならより顕著に表れる。

となると今まで起きた事が大概、自分自身に原因があると気づいてしまったので、急激に死にたくなり、昨日俺スナさんとコラボキャスで話した事を完全に引きずってるんだけど、
「FIVE」の鈴木紗理奈みたいに自ら爆薬身体に巻き付けて公衆の面前で爆死したろか???
(でも人は死なない、ん?死ななきゃいいのかPTSDになるぜ!!とか色々考えを巡らせて)
素敵なダイナマイトスキャンダルなんぞ世界が拡がりながらも、
今日は最終的に「死ぬ事前提でこれから生きるか!」に着地したけどそれシンプルに人生じゃん。

「他人と比較せず(比較しても永続的にはならず)生きてゆけるか」がカウンセリンでどれだけ緩和されるのだろうか。されるのかよ。

そういえば友人関係においても「褒め合う事」をしてこなかったと思う。

女性特有のおべっかを言い腹を探りあう事が嫌いで「いらう・いちびる」事をユーモアに
変えて人間関係を気づいてきたのではないだろうか。
(純度高めな東京生まれ東京育ちですが)

今はくぷ王さんを始めとした皆さんと「自尊感情を高める互助関係」を構築しているように感じるが、病気になる前は素直に友人の魅力や尊さをはっきりもっと勇敢になって伝え切れていただろうか。

私はカラオケが好きで音痴と言われた悔しさから小5の頃に必死のパッチで練習して表向きは謙虚に振る舞っているが人並み以上の歌唱力だと自負している。
その割に今まで初めてカラオケに行っても相手から高評価をいただく事が少なかったので所詮私の歌唱力なんて、レギュラー松本(壊れかけのRadio)、品川庄司の品川(十五の夜)レベルね・・・
なんて一抹の寂しさを感じた物だが、それ私が人を素直に褒めてきてこなかったからなのよね。

そもそも母親が全くそうで、なんなら母親の母親だってそうだったのだから仕方が無いね。
子孫を残さない選択とプラスアルファで私は人を愛すし褒める。
負の連鎖を止めてやる(名前をつけてやる)

それは、例えば、歯を磨いている時にでも~2~

母と暮らしてた時に誰の事を言おうが「男見る目無いな~」「アンタは男に騙されやすいから、すぐポーッとなっちゃうしね!自分に自信がないから漬け込まれる」と散々言われてきた。

それに関してはもうごもっとも!とそうだよね~と相づちを売ってきたが、今思うと日常生活にミクロン単位での呪詛が散りばめられていたんだなと思う。
絶対幸せになれるよ!と根拠なく言われるのも困るが、騙されやすいからの後の対策を私は知りたかったんですよ。
貴方しかおらんやろその手のしくじり先生は。恐らくしくじってんの全然認められなかったんだろう。前述の台詞は自分自身の事やね。
自分に自信がない、育ってきた環境、バツイチ、こぶつき、気に入らない事があると誰彼かまわずノーを叩きつけるバイオレンスな性格。人に弱味を見せられない性格。

昔出逢い系サイトで知り合った私のファーストキスを奪いやがった男とオカンが揉めて電話対決したんだけど、
電話切った後に、お母さん強く見えるけど脆いね。ガラス、ガラスって言われた。
齢23歳の男が電話一つで母を諌めたのもゾッとしたが、本当にそうだと思った。

沖縄には大阪の南港からフェリーで何日か掛けて行った。普通に引っ越せない事情は前回の記事でお分かりであろう。ほぼほぼ夜逃げのような形で飛び出したんだと思う。
その時の状況は私が鍵をガチガチに掛けているから覗き見すら出来ない。
二人は希望?脱却?再生?どんな思いで縁も所縁もない沖縄に行ったのだろうか……

それは、例えば、歯を磨いている時にでも

私の母親は20歳で父親と知り合い半年後には結婚。23歳で私は産まれた。絵に描いた九州男児の父親と、女がバイク乗るな?うるせーー!子供(私な)にゴルフやらせる????何言ってんだオイゴラァと中々の喧嘩をしてきたらしい。
上大岡の野本養魚でワクワク金魚を観てた園児の裏で金の事、親権の事でも揉めたり、母が父の腕に噛みついたりして何とか親権を死守したい母よ、27歳で結局離婚したけど協議中に彼氏はいたんよな。逆算するとそうなるぜ

バンドのドラマーだった。
背が高く母より年上の当時35歳くらい。
車は詳しくないんだが、ジープだかレンジローバーだか知らんが立派な車に乗せてもらった。
コネでシーナ&ロケッツのライブのバックパスも付けてもらって、鮎川三姉妹にも会えた。
シーナに中華街で買ってもらったポシェットは、市営地下鉄の中に置き忘れたようだ。
因みにシーナは「あの格好」で緑のおばさんをしてたらしい。母はシーナの事が好きだった。

同時期に母はヤバめの「先生」の所に通うようになる。自分の通ってる幼稚園のママ友がセラピーと称して「お話会」をしていたのだ。
元々高級住宅街にあり、恐らく億ション宅八郎みたいな割りとガチ目のロリコン雇われ管理人。
因みに「先生」の子供、すなわち私の同級生は性格がシンプルに悪かったが、本当は裏で小動物ぐらい殺してたんじゃないか?と言う怖さもある。

今でもそこに「大人だけ出された料理」のチキンのオレンジソースかけ を食えなかったことまだ恨んでる。
そこでどんな啓示を受けたんか知らんが、東京に大地震があるから逃げようと言われた。
オカンが「先生」にもっとハマり始めたのはこの後なので、今思えばそれは口実でドラマーの彼氏と駆け落ちしたかったんだろう。
だってその人には家庭があったんだから。

とにかく笑えればってほんまそれ

数えきれない程ライブに行ってるけど、毎回緊張するし近年は会場に入るギリギリまで帰ろうか迷う。お笑いライブに来て精神安定剤を服薬するマイノリティこと私。
以前から気になってたグレープカンパニーの事務所ライブに行って参りました。
客入れの時にウマーベラスがリピートで流石にしんどかったのでRCサクセションをずっと聴いていた。
つ・き・あ・い・た・いはそっちの付き合いたいじゃないんだけど(どうだか知らんけど)毎回聴く度に色恋の付き合いたいを思い浮かべてドキドキする。
服薬の意味ねえぞ。

2時間1000円の破格ライブ。当日券は1200円なんだけど、「応援してる芸人さんは?」の問に回答した所1000円で入れた。

「出待ちの際上州屋さんの近くには行かないようにしてくださいね~」
いやこのご時世公式に出待ちしてええんかい。
何処まで良心的なんだ。
(メンタルが今日は大分卑屈寄りだったので出待ちせずでしたが)

来てるお客さんも感じがいい。
最前列に毎回通ってまっせ感漂うプロ男性達。
アンケートを書きつつもノる時はノる、告知タイムの時はパンフレットをスッと芸人に差し出す。
何という阿吽の呼吸。

西成騒動で話題のソノヘンノ女の単独ライブの1時間の内、30分がビンゴ大会、7分がタバコ休憩を取ったという中々のあたおかエピソードが聴けてよかった。

ネタ的にはフランスピアノ(カズレーザーの弟子)、ダーヨシが面白かった。

ダーヨシさん、波岡一喜と同じ眼をしている。
あの手の陰の雰囲気があるブルーカラーの男性に私は弱い。
(波岡一喜は早稲田出身だが)

以前からトットは桑ちゃん派、東京ホテイソンショーゴ派と公言していたけれど、
若いのに佇まいがどっしりしてて、コーナーではそっと指示を出し密かに回す。
自分からボケに行くタイミングも上手だし、ゲストの宮下草薙の草薙君を笑顔にさすし……
(草薙君は漫才に自信が出来てるんですかね、今は宮下君の方が付いてきてるんだろうなと改めて思いました。)
平たく言ってゲロマブ!!!!安定のハァ……推せる…………事が確認出来て良かったです。
たける君テンション上がって明らかにやばめなトーンで尾てい骨打ってたけど、お大事に……