他人事とは思えない

精神疾患・処女・何となく一家離散という様々なややこし事を抱えながらも東京で逞しく日々生きてる人の日常。2019年4月から某企業で障害者雇用で働いてるけど貯金がありません。

差別意識は続く

昨年末から週に二回就労を目指す人の訓練所の様な所に行っている。
(検索避けの為に正式名称は伏せる)
来ている方々はとても障害者手帳を取得している様には一見思えない方や、あっなるほど……と言う方まで様々だ。

そこでの私の振る舞いは友人を作ろうとする気概もなくただ淡々と自身で作った応募書類を確認して貰う為に作業をしたり、面談を受けたりするだけの日々で正直大分しんどい。

当初はここに慣れる事=再就職する為のステップと紐付けていたが、どうやらそうでも無いのではと思うようになってきた。

雇用されている時点で最低限の社会人マナーやスキルは持ち合わせている訳で、職場の「模擬」にしては大分「密林」なのではと感じている。

とにかく「あっなるほど……」の方達は感情のコントロールが出来ておらず就労~のスタッフさんに甘えており、それが障害なのだろうがその方達が面接に行く様な話を耳にすると、
「はっ働けるのか……?一緒に働く人大変やろな……」と心の声が喉元まで出そうになってしまう。
そんな場面を目にする度に健常者と精神障害のグレーゾーンが存在するように知的障害と精神障害のグレーゾーンもある様に思い辛い気持ち(自身の最低な差別意識に気付かされる為)になる。

私があの人じゃなくて良かったと思うように、私も誰かにそう思われているだろう。

その誰かにとって私は厄介な障害者なのだろうか。

あいつと一緒にするなという気持ちを持ち合わせたままに再就職が上手く行くだろうか。

こんな不届き者にも安寧の生活が訪れる様、都合の良い祈りを今は捧げる事しか出来ない。